実習現場では大きく「実習授業」と「生徒指導」の二つの力が求められる。「実習報告書」でも生徒との接し方へのとまどいの記述は多い。次にこの「留意点」を述べたい。実習生は先輩でもなく、年の近いお姉さんでもなく、教師として登場する。その際、現場の「各々の個性を尊重する」といったキャッチフレーズに惑わされて、あるがままの生徒の現状をそのまま肯定して、結果的に生徒に迎合しているだけという接し方は避けたい。人気を取る必要はない。あくまで君自身の教育的な価値観に基づき、毅然として、公平に、誠実に、人間として生徒に接することが求められている。とはいえ、実習生は教師ではない。生徒から「本音で担任に話せない内容だが」とうち明けられた時、どのように対応すべきであろうか? 担任に内容を伝え、指示を受けるべきであろうか? 相談内容しだいのケースバイケースではある。
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