1歩裏路地に入れば、豪雪の街の、行く夏を惜しむ静かな風情があり、その佇まいのあまりの端正さと、一種凛とした厳しさに、温暖な静岡からやってきた私は、感に打たれざるをえない。十日町という地名は、私にとって、雪深き国の象徴であるとともに、いつか1度は訪れてみたかった恩師の郷里だった。時刻は15時過ぎ、まだ時間があるので、市街地から師の住んでいた山間の集落を目指す。途中からは、かなりの急坂である。豪雪の冬季には、相当難儀したであろうことが推察される。
[参考]
アパホテル<大阪肥後橋駅前> - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad346744/
前橋・高崎・伊勢崎・太田・榛名周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/090000/LRG_091400/
リッチモンドホテルプレミア仙台駅前 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad397245/
そのうちに、なぜだか自分でも判然とせぬうちに、涙がこぼれてきた。集落に辿り着く前に、何回となく涙がこぼれて仕方がなかった。川を見て涙がにじんだことはあっだけれど、道を進んでいて涙が流れたのはそれが初めてだった。どうもそれはやっぱり、自転車でずっと走り続けてきてここに達したからだということに、あとで気づいた。本当は3日で辿り着くはずだったが、4目目となった。そのときは、目標に届かず、いささか情けない思いも残していたのだが、帰ってから気がついた。物事はいつも思いどおりに進むわけではない、先を急ぐのではなく、無理をせずに着実に行け、どうも、私は恩師にそう教えられたようだった。