一九八八年には、アメリカ国内に1000以上のミンク農場があったのだが、九七年までにはほぼ半減している。しかし、一九九〇年代の終わりにブームが復活し、毛皮はコートだけでなく、服から靴に至るまであらゆるものの装飾品として、数多くのファッションショーに登場するようになった。自分を穏健な毛皮反対派だと思っていたファッションーアイテムたちは、突然、ファッションに従うか良心に従うかという難しい選択を迫られることになったが、多くの場合はファッションが勝ったのだった。スーパーモデルのナオミ・キャンペルは、アシッドーウォッシユジーンズをはき込んだように見せるため、アシッド(化学物質)ベースの漂白剤を使って色落ちさせたもの。ナオミキャンベル「世界一のブラックビューティ」と名高いスーパーモデル。リング・エヴァンジェリスタ、クリスティ・ダーリントンとともに「三人娘」として、写真家スティーヴンーマイゼルの作品を中心に登場し、スーパーモデルーブームを築き上げた。