イタリアのコインパーキング事情

2011.07.01

イタリアのミラノの路上駐車は楽しい。道ばたにとあるショバを見つけた奴が、そこに小さなイスを置いて、クルマがくるとそこに停めさせる。そしていくらかの金を取るのだ。私営のパーキングメーターみたいなことを勝手にやってるのである。これがなかなかユーモアもあり、しかもクルマをきちっと見張っていてくれる。だからミラノっ子は、みんなクルマを停めてお金を払っているのだ。このへんはいかにもイタリア的でおもしろいのだ。イタリアはコネの国だが、そのオジサンは何かのコネでそのショバの顔役を知っているのだろう。おもしろいのは、そのオジサンがいかにも楽しそうで、鼻歌かなんかを口ずさみながらやっていることである。ミラノのような大都市でもそんなことができてしまうのはイタリアなればこそだ。駐車違反摘発を民営化して、管理者とドライバーとの関係がギスギスするのはゴメンだ。国も摘発することばかり考えないで、うまいところにドライバーを誘導し、ちゃんと駐車させることをまずは考えたほうがいいんじゃないか。犯罪をするのを待ってから捕まえるのはなく、犯罪をするのを止めたほうが良いのではないだろうか。そっちの方が、良心的だといえる。犯罪を防止するために摘発する人はいるのだから。駐車場の誘導員のなかにミラノのオジサンみたいな人がいたら、そりゃ楽しいと思う。ちょっとそこでコーヒーを一杯などと言って、オジサンに500円玉を渡し、30分後帰ってきて、やあ、ありかとうと礼を言って立ち去る。こんなことのできる粋な街にTOKYOもしたいもんだネ。

コインパーキングの経営について
http://www.ypark.co.jp/