卸もメーカーも直販に進出

2011.05.16

我々は、どのくらいのマーケットを相手に商売をしているのでしょうか?。九九年の統計データ(『インターネットビジネス白書2001』ソフトバンクパブリッシング刊)によると、日本のB2Cマーケットは、約三五〇〇億円。これって車の販売等も全部含めた金額です。さらに同時期の日本最大級の商社一社が持つ不良債権と同程度の額だという話もあります。一人当たりのマーケットサイズは、一万二九三四円で、九八年の九八二九円、九七年の七〇八二円と比較すると、年々確実に伸びてはいます。一方、B2Bのマーケットは中間商材取引だけでも一四兆四二九八億円(B2Cとの差は一対四て二二八)、IT産業が六兆三九五八億(B2Cとの差は一対一八・二七)。B2B合計でのマーケットは約二〇兆八二五六億円(B2Cとの差一対五九・五)となっています。ちなみに先日TVを見ていたら、九九年時点での外食産業のマーケットが約二八兆円、お総菜産業でも六兆円と言っていました。これが本当だとすれば、「一般個人向けインターネット通販は、食堂経営よりも、お総菜屋さんよりも儲からない」ってことになるのです。もちろんB2Bマーケットの方がB2Cマーケットより圧倒的に大きい。にもかかわらず本来B2Bにいるはずのメーカーや卸がこぞってB2Cに流れている。本来、B2Bで取引先を探すべき企業が直販を考えている。卸もメーカーも直販に進出してきている。直販B2Cのマーケットはまだまだ小さいにもかかわらないのに、です。