ゆらさないように走るには相当神経をつかう

2011.09.26

エンジンはインスパイアに載る3LのV6と、アコードに載る2・4Lの4気筒。これに4速オートマチックトランスミッションがつく。私が乗ったのはV6版だったが、このV6はいたってスムーズかつ静かで、このクルマに十分な動力性能を与えている。しかし、そのハンドリングはお世辞にもいいとはいえないものだった。むろん曲がることは曲がる。しかし、曲がるさい、一瞬遅れてボディがグラッと大きくロールするので、後席の住人は不快な思いをすること請け合いだ。私はエリオンの後部座席に編集者を乗せて走ってみたが、彼らに不快な思いをさせないよう、神経をつかって走るうちにやたら疲れてしまった。ボディをゆらさないためにゆっくりステアリングを切らなければならないが、ゆっくり切ろうとするとどうしてもハンドルが遅れる。テストドライブの当日は風が強く、常時ハンドルに修正を加えながら走ったのだが、このボディは風の影響を受けやすいようで、ゆらさないように走るには相当神経をつかわざるをえなかった。

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