無線LANや電源などの「設備」は、オフィスの重要なインフラ環境ですが、それだけそろえば快適、とはなりません。「居心地」も考慮するようにします。居心地の良さを生み出している環境にも、いくつかのポイントかあります。まずは「音」です。サードプレイスは、ファストフード店だったり、カフェだったり、ファミリーレストランが多くなります。店で流れるBGMや周囲の会話の声、周囲の交通騒音、ときにはお店の販促アナウンスの雑音の大きさが問題になります。
株式会社オフィスアテンド
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静かな場所を好む人もいれば、ある程度にぎやかなほうが自分も気楽にでき、眠気を感じないという人もいるでしょう。とはいえ、公共空間である以上は完全な音環境のコントロールは不可能です。静かな場所だと思って利用していたら、突然隣の席ににぎやかな学生さんがやって来るときもありますし、カップルが別れ話を始めて泣きだすようなハプニングに遭遇することもあります。逆に、音を利用して効果的に集中力を高めることもできます。聴覚からのリズムが人の生理活動に影響を与えることをご存知でしょうか。例えば、落語名人の話を聞いていると、観客の呼吸リズムは名人の「間」のタイミングにシンクロしていくといいます。ハウスミュージックなどでは、バスドラム音を多用することで聴衆の呼吸リズムだけでなく、心拍のような不随意運動もシンクロさせ、ダンスホールの高揚感を高める設計になっています。このような作用を「引き込み」といいますが、自分の気持ちを高揚させるような曲(右脳系仕事用)、リラックスさせる曲、アタマを冴えさせる曲(いずれも左脳系仕事用)などをあらかじめピックアップしておき、周囲のノイズにのまれそうになったときには自分を一定のモードに引き込む仕掛けを作っておくと効果的です。アイフォーンを利用しているなら、オリジナルのプレーリストを作って、パソコンでもiTunesからヘッドホンで聴けるようにしておくと便利です。