雪崩止めと傾斜は人命にかかわる

2012.01.07

雨の場合はよいのであるが雪の場合となるとちょっと困る。雪が降ったときに少しずつさらさらと落ちてくれる分にはかまわないのであるが。ある程度たまってから自然にどかっと落ちる雪は大変である。屋根の下にいたものは雪でつぶされてしまう。現に雪国では毎年のように屋根の雪に押しつぶされ怪我人や死亡者が出ている。雪で怪我人や死亡者が出た場合には、その家の管理者が管理上の責任に問われ補償をしなければならない。そのため雪国では雪が急に落下しないように「雪崩(なだれ)止め」というものをかならず取り付けておく。

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ところが都会の設計事務所の人の設計した建物ではこの雪崩止めが何のために付けてあるのかわからないのか、それとも雪国で生活したことがないので気付かないのか、いずれにしても雪崩止めのないものが多い。それと、屋根の傾斜が単に桁行き方向に流せばよいという単純な考え方からか、それがどちらを向こうと一向に気にしないものが多い。人が死んでからではおそい。人の通る方向に屋根の流れをつける場合にはよほど注意しなければならない。特に人通りの多い方への雪の落下はさけなければならない。