オプション授業だが、これには二種類ある。一つは教務的な立場から学力をつけるために必要性を感じて設置している講座。もう一つは、営業的な立場から、売り上げを伸ばすために設置している講座だ。五年生以下のオプション授業は後者と考えて間違いない。つまり、とる必要はない。六年生の二学期の日曜授業は前者だ。ただし、これも午前午後一日五時間以上やるようなところは長すぎる(テスト時間を含む)。そのような場合はとる講座を限定しないと、肝心の過去問や六年生、追い込みが重要な理・社の復習の時間がなくなってしまう。六年生の前半は微妙で、通常授業との連携や必要性が感じられる授業ならとるのもいい。ただし、講師が通常授業とまったく別の講師で、子どもの学力などを把握していない場合はとる必要はない。逆に難関校志望者で、通常授業を担当している講師が教える記述講座などは積極的に参加することをお勧めする。要するに塾の言うことをうのみにするのでなく、子どもの状況を見ながら必要かどうかを吟味して参加することが重要なのだ。ときに、「友だちが参加するから」と子どもに言われることもあるだろうが、そうした理由での参加は親子でもう一度よく考えるべきだろう。合宿がある塾もある。実は、合宿は塾にとって利益が大きい。ホンネを言うと、どこの塾も手を出したいのだが、講習期間に人員を割けないのと、事故の不安、ホームシックの子の煩わしさなどがあり、実施できないでいる塾も多い。参加する側から考えるとどうだろうか。私の教える生徒の中にも、「合宿しないの?」などと合宿を期待する生徒もいる。しかし、合宿は講習期間に行う以上、一つの学年の合宿だけにつきっきりで講師が参加することが難しい。このため、必ずしも通常教えてくれる先生が参加するとは限らない。また、慣れない環境での疲れはその後の勉強にマイナスだ。親の費用負担も大きい。寝泊まりを共にすることによって連帯感を強くするメリットは大いに認める。しかし、中小規模塾を運営する立場から見ると、合宿にかかわることで通常の夏期講習などのスケジュールとの調整が難しくなり、デメリットが大きいと思う。そもそも勉強は材料さえ的確なら家でもできるのだから、やはり通常の授業と家庭学習が王道ではないだろうか。
[参考学校サイト]
四谷学院個別指導塾
http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/