点滴はもちろん、胸には心電図の端子が取り付けられている。まるで、臨終間近の患者さんのようだ。RCUとは、そんな濃厚な治療をする場所だ。さらに、血液中の酸素濃度を調べるため、彼はたびたび血液を採られた。その濃度によって、補給する酸素の量を調整する。不足はもちろん、多すぎてもまずい。酸素濃度を調べるための血液は、動脈から採る(ふだん注射採血というとき、皮膚表面に近い静脈を使う)。動脈はからだの奥深い所
経験の少ない研修医は針が動脈に届いた微妙な感覚がわ... の続きを読む
今は色んなことがインターネットで出来るようになり、便利になりましたが、会員登録や振り込みなど、何かする度にパスワードを求められるようになっています。沢山のパスワードを作っていくと何が何だかわからなくなり、問い合わせしたり再設定したりすることが多くもなっています。ですのでパスワードはきちんと管理しないといけない時代なのではないかと思います。パスワード管理のもっとも有効な方法は、他人から予測されにくい
パスワード管理の方法と注意... の続きを読む
どこへ向けて歩けばいいんだろう?どこへ向けて私は歩きたいのだろう?繁華街を歩きながら、深く被っている帽子やサングラスがわずらわしくなって、コンビニエンスストアのゴミ箱に捨てた。その姿で歩いていると何人かが私を指差したり、握手を求めてきたり、手を振ってきたりしたけれどすべて無視した。なんだかそんな何もかもが滑稽な芝居のように思えて笑った。私は私だ、と強く信じて自信を持って前を向いた。その時、たまらな
私は私だ... の続きを読む
手首から血を垂らしながら来院し、それでも処置を拒否するのと格闘しながら縫合したり、救急病院に搬送したりしたこともありました。こうした治療は、一時的になら改善をもたらしたこともありますし、ある程度本人の支えにもなっていたと思います。その意味では、無意味だったとは言えないでしょう。今後の改善の可能性もありうると思います。またこれまでの治療にしても、さまざまな工夫の余地は大いにあったでしょうし、そのこと
手首から血を垂らしながら来院... の続きを読む
開業医は、ある程度経済的には恵まれるが、仕事はつまらない。教授になると、絶大な権力は握れるが、当面、お金には苦労する。まあ、いずれにせよいいことばかりではない。医者人生もいろいろだということだ。医学部を卒業して二十年目のクラス会のリポートは、とりあえずこれでおしまいである。ここに登場した医者たちは、文章構成上、若干の脚色をほどこしたが、ほぼ実像と思ってもらってさしつかえない。ただ、彼らがとりたてて
アベレージの医者の姿... の続きを読む